法事と法要は、故人を供養するための仏事行事だと一括りに考えられています。
しかし実際は違うものです。
・法事とは…
宗教者に読経していただく法要後の会食までを含めたものを言います。つまり法事の中に法要も含まれているということです。そのため法事と法要が同じ意味だと思われてしまう理由だと言えます。
・法要とは…
宗教者に読経していただき、故人の冥福を祈ることを言います。「追善供養」とも言われます。
仏教においての法要は故人が極楽浄土に往生するために行うと考えられているため大切な行事になります。
浄土真宗では亡くなったと同時に南無阿弥陀仏によって極楽浄土へと導かれると考えられています。そのため浄土真宗においての法要は故人を偲び、遺された人が仏の教えを聞く場として行われます。
・法要の種類
中陰法要(初七日から百か日)、年忌法要(一周忌、三回忌など)、開眼法要(かいげんほうよう)、納骨法要、お盆法要、彼岸法要などがあります。
法事と法要の違いについて理解し、事前に法事の流れを確認しておくことで施主として滞りなく法事を執り行えることができるかと思います。
やすらぎセンターの式場にて法事を行うことも出来ます。
新安城・知立(友引の午前のみ可能)刈谷・碧南(随時可能)